メモの残り、パネルディスカッション編。
途中からメモを取るより聞いているほうが楽しくなってしまい、かなり飛び飛びでイミフなメモに。たぶん第三者には読んでも役に立たないかも...。
映像があったらもう一度見たいくらい良かった。
パネルディスカッション
- Cookpadの橋本さん
- Abbyの米林さん
- ペパボの万野さん
- Sunの藤井さん
- モデレータ:技術評論社の馮さん
- LL系、Rubyとかは特に「言語のおもてなし感」からユーザーが増えてきた
- コミュニティが言語を育てつつ、入ってきやすい環境を作ってきた
- 一つの言語を極める vs. いくつか使えるようになる
- 一つ派(米林さん)→一つの言語を知っていると、ほかの言語に乗り替わるのもそう難しくない
- 複数派(藤井さん)→ずっと続く言語はそうない。なのでいろいろ知っておいても良い
コメント:話の流れ上は正反対意見のように見えるけど、実際はそうでもない気がした。けっきょく、一つをベースにいろいろかじっておけば役に立つということだと思う。
- Flexはビジュアル面で強い
- ビジュアルが良いとお客さんの受けが良い(米林さん)
- 福岡のコミュニティ(主に万野さん)
- 精神的モチベーションになる
- 勉強会で知らなかったことを知ることができる
- CodeReposの福岡ローカル版"codecheck.in"があるよ
- 福岡はコミュニティ間のつながりも強い
- FWWがまとめてくれているから
- 東京だとたくさん勉強会があって、バッティングしていることも多い(藤井さん)
- 東京も本当はまとめ役がいると良いのだけど(藤井さん)
コメント:福岡のコミュニティの場合は、重複して所属している人も多いと思われるのと、全体的な参加者の母数がちょうど良いくらいにまとまっているからではないだろうか。福岡のコミュニティ全体が見渡せる範囲に収まってるというか。
- 場所(地域)は関係ないか?
- 東京のほうが内容がやっぱり進んでいるので、それを福岡に持って帰りたい(きしださん)
- 東京とか地方とか関係ないと思う。情報が欲しかったら直接シリコンバレーに取りに行くくらいでも良いのでは(藤井さん)
コメント:ネットがあるから、と言ってもやはり東京中心であることは否めない。今までの日本の傾向からしても、なんだかんだでこれからも東京中心はITコミュニティ界でも続く気がする。
東京がレベルが高いのは、人の層の厚さなんだろうか。
- コミュニティとは?
- 人間関係ができる
- 心に余裕ができる
- 発表の場(ライトニングトーク)が増えてきた
- 発表することできちんと作りこんだり、手をかけることをやる
- アメリカでは自分の腕を示す場(藤井さん)
- ようやく日本でも「講義式」から「発表式」になってきた(藤井さん)
コメント:give and takeで、giveするものが無いとコミュニティに入るには辛いんだろうな...。私も何かgiveできるものを持てるようにならないといけないんだろうけどな...。
- プログラマーとは?
- 人を幸せにするための「もの」を作ることができる(橋本さん)
- フィードバックが得られる→モチベーションにつながる(米林さん)
- 人月で言うところのヒエラルキー最下層の「プログラマー」は少なくなってきた(藤井さん)
- 「プログラマー」が認められてきている
- ヒエラルキー自体がが無くなって来た
コメント:"人を幸せにするための「もの」を作ることができる"という橋本さんの言葉にはグッと来た。
あと、私が所属する大手のSIerとかだと、まだまだヒエラルキーが残っている気がする。SIerなんて人月商売の最たるものだというのもあるだろうし、「普通の人」をかき集めて売ることが商売だったからかな。
- クラウド(主に藤井さん)
- インフラの規模を動的に変えられるのは、ビジネスから見ても大きな変革
- プログラムからクラウドのインスタンスを制御できてくることも大きな変化
- インフラの知識は不要
- マルチコアなどの知識も不要
- サービスを作ることに専念できる
コメント:AmazonEC3のように、動的にインスタンスを変えれるようになるとキャパシティプランニングとかが要らなくなるようになるんだろうか。あとはコストがもう少し落ちれば、個人でももっと気軽にサービスが立ち上げられるかもね。よく自宅サーバで運営していて悲鳴あげているケースとかあるみたいだし。
- Webアプリとインタフェース
- クックパッドのユーザー層はPCに詳しくない女性が多い
- UIをシンプルに→ユーザーテストを繰り返す(橋本さん)
- マッシュアップコンテストでの入賞作品のUIが面白い(藤井さん)
- 「楽しさ」がJapanese Coolなのではないか?
- 面白いUIを考えるのが日本人は得意
- そろそろ日本独自のUI文化が出てきてもいい頃(米林さん)
コメント:橋本さんのセッションでも盛んに言っていた「見てすぐに分かるUI」「FAQやヘルプはダメ」というのがコンシューマ向けのサービスやデバイスを作るときの考えかたのベースになると思うけど、できていないところが多いよね...
- 展望
- Railsなどの普及で、「価値」を提供することがやりやすくなっている(橋本さん)
- ケータイが生活のツールとなってきているので、注力したい(橋本さん)
- Applet,Flex,FXが来る(米林さん)
- コミュニティに入ろう!!(万野さん)
- ハードウェアのパワーが増える(藤井さん)
- 大量のデータを使うサービスに注目(画像、ストリーミングなど)(藤井さん)
- 地域に依存することが少なくなってくるのでは(藤井さん)
- Q&A
- JavaFXは本当に流行るか?(しかじろうさん)
- J2MEのJavaVM上で動くようになれば、VM載っているデバイスはたくさんあるので可能性あり(藤井さん)
- Adobeが先にデバイスを押さえたらちょっとわからない
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